ゴマサバと真サバの違い。
スーパーの鮮魚部で働いていると、お客様から
よく聞かれる事のひとつではないでしょうか。
今日はそんなサバの違いをざっくりと
POPにしてまとめてみました。
まず、簡単に箇条書きすると
以下のようになります。
- ゴマサバは真サバに比べ、脂が少なくあっさりめ。
- 真サバの旬は秋から2月ごろまでだが、ゴマサバは夏が旬。
- ゴマサバは真サバに比べ、少し身が柔らかい。
- 真サバに比べ体が丸っこく、ゴマのような斑点模様があるのがゴマサバ。
大体こんな感じです。
もう少し詳しく解説します。
ゴマサバは真サバより味はまずいのか?


結論:時期とサイズによる。
…と、これだけではあれなので
この事についてもよく聞かれることが
多いのでまとめてみました。
真サバについて
ゴマサバは真サバに比べて、脂は少ない、と書きました。
確かにそうなんですが真サバは
サイズや時期によって結構ムラがあったりします。
確かに旬の時期の真サバは
脂のりばつぐんで最高です。
でも旬を過ぎると脂が落ちてしまい
味もガクッと落ちてしまいます。
ゴマサバについて
対してゴマサバは、真サバに比べると
もともとあまり脂が乗らない分
旬を外れても落ちにくい、
年間通して身質が安定したサバです。
さらにゴマサバが旬になる夏場の時期には
ゴマサバの方が脂がのって美味しいです。
おいしいサバの見分け方
旬の時期の大きいサバで丸々していれば
脂はのっていると思います。
お腹が柔らかい、目がくすんでいるような
物は鮮度が悪いので注意。
また、切身やおろした状態のものなら
身と皮の間にある脂や、サバの腹身の
辺りの身の色を見れば脂の乗りが
良く分かります。
脂の乗りが良いと、身が白っぽく
“サシ”が入ったような状態になります。
 - 真サバの切身。小型なのであまり脂乗りは良くないが 
 身と皮の間に脂がある。
 - ゴマサバ。旬で脂が乗り始め、 
 お腹の身の部分が白くなり少し
 “サシ”が入っている。
実際はサバ自体の大きさや、産地にもよるので
確実にこう!とは言い難いんですが
概ねこんな感じです。
冬場でも小さい真サバだと
脂のりもイマイチだったりします。
ゴマサバでも大きいものは脂のってたりします。
今日のPOP
今回の記事をまとめたものをPOPにしてみました。
良かったらリンクから印刷して使用してください!
(以下PDFファイルです)




 
  
  
  
  



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