こんにちは!
6月に入りました!暑さに加えて梅雨入りも近くなり
最近ではジメジメとした湿気まで加わって
早くも夏バテ気味です。
鮮魚コーナーでは、7月の土用丑の日も見据えて
うなぎコーナーが少しずつ強化されてきてます。
そこで今回は
丑の日について、調べてみました。
※POPだけ見たい方は目次からどうぞ↓
その他POPまとめ記事はこちら↓
そもそも土用の丑の日って何?
10年以上鮮魚担当者をやってきた僕も
実はよくわかってない土用の丑の日。
一般的には「あー、なんかうなぎ食べる日でしょ?」
ぐらいの認識だと思います。僕もです
調べていくと、思っていた以上に
ややこしい!
出来るだけわかりやすくなるよう
まとめてみたので
よかったら読んでみてください。
“土用”と“丑の日”を分けて考えてみる
まず土用とは……
二十四節気のうち、四立(しりゅう)である
“立春” ”立夏” ”立秋” ”立冬”の前の約18日間を指します。
つまり、夏のイメージが強い土用ですが、
実は1年に数回、土用と呼ばれる期間があるんですね。
次に、丑の日。
昔は日付にも十二支を当てはめていたそうです。
丑の日の”丑”とは、十二支の丑のことです。
つまり丑の日以外にも、子の日、寅の日、
といった具合に日々当てはめられているわけですね。
十二支の丑があたる日が丑の日、というわけです。
(厳密には十二支に十干(じっかん)というものを加え
さらに細かくし、六十を周期とした
六十干支(ろくじっかんし)というようです。
非常にややこしいので詳細は省きますが
くわしく知りたい方、興味がある方は
干支紀日法(かんしきじつほう)で調べてみて下さい。)
季節の変わり目には必ずある、土用の丑の日
年に数回ある季節の変わり目
“立春” ”立夏” ”立秋” ”立冬”の直前
約18日間の土用の期間に入る、丑の日の事を
土用の丑の日と言います。
(土用の期間に2回、丑の日が入るときは
二の丑といってもう一日うなぎを売り込んだりします。
だから一般的にはあんまり知られてませんが
夏以外にも土用の丑の日はあります。
最近ではコンビニやスーパーなどでも
春土用、秋土用なんて謳ってうなぎを
売り込もうとしてますね。
今のところ、浸透していないからか
あんまり売れてはいないです。
そもそも丑の日にうなぎを食べるのはなんで?平賀源内説について
これについては諸説あるようですが
通説として有名な話が、平賀源内の説です。
江戸時代にとあるうなぎ屋さんが、夏場にうなぎが
売れないと相談してきた。そこで源内は
土用の丑の日に、「う」のつく食べ物を食べると夏負けしない、という
風習を利用して「本日、土用の丑の日」と書いた貼り紙をしてみては、と
提案したところ、そのお店は大繁盛。
しだいに他の店も真似るようになり、根付いていった、
という説があります。
うなぎの本当の旬は冬
そんなこんなで夏のイメージが強いうなぎですが
本来一番脂がのって美味しいのは冬の時期といわれています。
前述した平賀源内の説でも、夏場にうなぎが売れないと
うなぎ屋さんが悩んでいたとありましたね。
その説が事実かどうかはともかく、実際うなぎは
春~夏場は脂が乗らず、美味しくないそうです。
8月以降の秋ごろから脂が乗り始め、11~12月ごろが
一番脂が乗って美味しいようです。
ただ、これはいわゆる”天然うなぎ”の話です。
天然ものは最近は貴重でとても高価なので
あんまり見かけることは無いと思います。
スーパー等で売られているうなぎは基本養殖ものですが
最近は養殖技術の発達により、飼育環境も管理され
季節に関係なく、一年中通して脂が乗った
美味しいうなぎが食べられるようになりました。
ありがたいですね~!
今日のPOPまとめ
というわけで、あんまり深く考えずに販売してましたが
理由を探ってみると意外と複雑で面白いですね。
以下、POPデータ(PDF)
うなぎイラスト※jpegイメージ
印刷して使ってみて下さい!
使用素材:
一部のイラスト(うなぎPOP①~③、丑の日POP):いらすとや
フリーフォント:にしき的フォント
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