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【POP】境港の天然生本マグロ(クロマグロ)【夏】

POP

魚の中でも人気ナンバーワンと

言ってもいい、マグロ

今回はこの時期に境港で水揚げされる

天然の本マグロについて

まとめてみました。

はじめに…本マグロ(クロマグロ)とは

本マグロ(クロマグロ)海の黒ダイヤともいわれ、
9月から1月ごろが一番脂が乗り、
マグロの中でも最高級品として
扱われている。
天然のマグロは海を回遊しており、
時期によって獲れる海域が変わる。
また、個体差が大きいので
旬の時期の獲れたマグロでも
脂が乗ってなかったり、
逆に旬の時期のでなくとも
脂が乗っていたりすることも
あるので
目利きがとても重要といわれる。

誰もが知っている、

世界的にも人気のある

魚の王様といわれる魚ですね。

日本でも有名な産地が

数多くありますが

今回は夏に水揚げされる

境港の本マグロについて

まとめてみました。

境港産・天然本マグロの特徴【夏のマグロ】

日本海側では5月~7月の夏の時期に水揚げされるマグロです。

全国でも有数の生マグロの水揚げ港で

全国一位を何度も獲得しています。

脂乗りはあっさりしていて

大トロでも養殖物や

冬場に水揚げされる天然本マグロと

比べるとあっさりしている。

まき網漁法という漁法で

一度に大量のマグロを

捕獲・水揚げするので

まき網漁法…魚の群れを網で囲い込み獲る漁法の事。網船や運搬船など
何隻かの船で船団を組み、役割を分担してチームで行うことが多い。
一度に大量に捕獲できるメリットはあるが、漁獲の際、魚同士の衝突が起こり
損傷や品質劣化が起こりやすい。
また、乱獲による海洋資源の減少も危惧されている。

相場が下がりやすく、

本マグロにしては

比較的安価で取引される事が多い。

養殖の本マグロに比べると相場も

安くなりやすく

この時期のスーパーでも

取り扱うことが多いマグロです。

また、大量水揚げする事で

船上での血抜き処理が出来ないため

血栓ヤケも起りやすい。

特に品質が悪いマグロは

色変りや鮮度劣化も早いです。

ヤケ(焼け)…マグロを釣り上げる際に、ストレスや、
暴れた事から起こる体温の急上昇
などが原因で
身の一部が酸化し、焼けたように
変色した状態になる事がある。
これは外見からは判別する事は
出来ず
卸してみるまで分からないそうです。

品質はマチマチだけど、

この時期は

安く手に入りやすい

本マグロですね。

天然・養殖・完全養殖の本マグロの違いは?

約90㎏upサイズの境港・天然本マグロのトロ部分。天然にしては脂が乗っているが、やっぱり養殖に比べるとあっさりしてました。

そもそも天然と養殖(完全養殖)の違いとは何か?

天然の本マグロにも

時期や産地によって

特徴があります。

それぞれ、もう少し解説していきます。

天然生本マグロの特徴

養殖に比べると広い海で

しっかり泳ぐ為、運動量が多く

脂の乗りが適度で

いわゆるトロの部分は少なめだが、

時期や産地、サイズによっては

脂がバッチリ乗るものもある。

毎年のマグロの初競りで話題になる

青森の大間まぐろは有名ですね。

大間まぐろ…本州の最北端、
下北半島の先端に位置する
大間町で水揚げされる天然の
本マグロ。
"大間まぐろ"としてブランド化
されており、
平均サイズは100㎏を超え
400㎏以上になる事も。
毎年築地市場(現在は豊洲)で
行われるマグロの初競りでは、
2019年には市場最高額の
3億3360万円、2020年には
1億9320万円で落札されるなど、
話題になっている。

※初競りで最高値を付けたマグロは
"一番マグロ"と呼ばれる。
メディアでの話題性や、広告効果を狙って競り落とされ、
通常相場をかけ離れた高値が付く。
(実際の相場は㎏あたり10000円
前後で推移することが多い。)

3億って!めちゃくちゃ高いけどメディアに取り上げられることで

ものすごい広告効果が期待できるんだって!

養殖生本マグロの特徴

まず前提として養殖マグロには2種類

あります。

・①畜養ちくよう

天然マグロの幼魚(ヨコワ)を捕まえて、

生け簀の中で餌を与えられて育てる。

天然に比べ運動量も落ち、

餌もしっかり与えられるので

トロ部分が多くなる

・②養殖

稚魚から育てたマグロ。

卵から孵化させ育てる

完全養殖もあり、

日本の近畿大学水産研究所が約30年の研究期間を経て

2002年に世界初の完全養殖を

成功させる

近大マグロとして話題に

なりましたね。

天然マグロの資源保護にも

期待されています。

 ※現行のJAS法においては、
「養殖とは 幼魚等を重量の増加又は品質の向上を
図ることを目的として、出荷する
までの間、給餌することにより
育成することをいう。」
とされているため、
 表示上は"畜養"も"養殖"も"完全養殖"も 養殖となります。 

身の色も天然に比べ

脂が乗っている分、

白っぽくなるようです。

養殖コストが掛かるため、

相場は比較的高値。

近大マグロも昔一度だけ販売したことがありますが

確かにめちゃくちゃ高かった記憶があります。

本マグロのトロは

人気&高値で

取引されるので

脂がしっかり乗るように

養殖されて

いるよ。

まとめ・POP

境港産は相場は安めで

本マグロにしては

売りやすく、買いやすいが

脂乗りも品質もマチマチで

鮮度劣化も早い面がある。

個人的に食べてみた感想は

この価格でこれぐらいの品質なら

充分満足かなと感じました。

脂乗りも、くどくなくてちょうどいいかな?

ぜひ機会があれば、販売、試食、購入してみて下さい!

以下、POPデータ(PDF) 

クリックしてご利用ください。

境港 天然生本マグロ①

境港 天然生本マグロ②

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