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【無料POP】太刀魚(タチウオ)の食べ方・生態・旬・名前の由来は?

POP

分類:スズキ目タチウオ科

焼き魚としても人気の太刀魚。

白身で淡泊ですが旨味もあり

加熱する事でさらに旨味が

増す、美味しい魚です。

今回は太刀魚について

POPを作成しながら

まとめてみました。

銀色に輝く太刀のような魚体が名前の由来

その名の通り、まるで刀のような

銀色に輝く体が特徴の太刀魚

名前の由来に関しては他にも

説があります。

太刀魚が泳ぐときの姿が

水面に対して頭を上に向けて

立ったように泳ぐことから

“立ち魚”と呼ばれた、という説が

あります。

ちなみに英名では“Cutlass fish”カットラス フィッシュ

と呼ばれ、カットラスという刀

(湾曲した刃を持つ刀。海賊映画で良くみるやつですね。)

が由来のようです。

太刀魚の生態・特徴について

太刀魚は鋭い歯を持っているが、固いカニ・エビ・貝類などは食べない。

産卵期・分布

産卵期は6月から10月ごろで

旬の時期と重なります。

世界中の温帯・熱帯地域に分布し、

日本では

北海道全沿岸、九州南岸の日本海

東シナ海・太平洋・瀬戸内海・東シナ海大陸棚など 。

噛まれたら痛そう!

ちなみにバラ売りする際は

危ないので口先を包丁でとばして

出したりします。

幼魚と成魚では生態が少し違う

成魚と幼魚で生態が少し異なり、

幼魚は日中は深い場所(海底から100ⅿほどの深さ)

におり、夜になるとオキアミなどの餌を獲りに

海面近くまで上昇してくる。

逆に成魚になると

日中は海面近くを泳ぎ回り

イワシなどの小魚を捕食するが、

夜間には海底深くまで潜ります。

体表を覆う、銀粉 ”グアニン”

太刀魚にはウロコが無く

代わりに“グアニン”と呼ばれる

銀粉で覆われています。

このグアニン質は指で触ると

すぐに取れてしまう。

無味無臭の物質で

昔は模造真珠を作るための

塗布に使われたり、

ラメの原料などに

使われていました。

“釣太刀魚”と”網太刀魚”の違い

鮮魚部で仕入れを行っていると

定置網や底引き網で獲られた“網太刀魚”

一本釣りで獲れた“釣り太刀魚”

入荷案内が来ることがあります。

店頭での販売時に表記している店は

あまりないと思いますが

この2つには大きな違いがあるので、

少し解説していきます。

網太刀魚

網で獲るので一度に大量に漁獲出来るが

体に傷がつきやすく、品質も劣化しやすい。

その分安価だが、お刺身用よりも

加熱用に向いています。

お刺身で食べられるような

鮮度がいいものが混ざってる事も

たまにあります。

釣太刀魚

一本釣りや、引き縄釣りという

漁法で獲られる。

魚体が傷つきにくく、

太刀魚の綺麗な銀色や

鮮度・品質を保つ事が出来る。

その分、網太刀魚に比べると

高値になる。

料理用途豊富で、夏~秋が旬の時期で美味しい

淡泊ながら上品な

味わいの白身で

塩焼き・お刺身・煮付け・ムニエル

天ぷら・南蛮漬け・バター焼きなど

色々な料理に合います。

皮には旨味が詰まっており、

焼くことで旨味がさらに増します。

年間通して安定した品質ですが、

秋ごろが一番脂が乗って

美味しくなります。

脂がのった太刀魚の塩焼きは最高ですね!

太刀魚POP

POPデータ・PDFファイルです。

太刀魚① 

太刀魚POP②

太刀魚POP③

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